【睡眠を舐めたら受験やばいよ!!】睡眠時間を削るべきか否か
こんにちは、ますマスです!
今回は、
睡眠時間を削るべきか否か
という内容でお話していきます!
「受験に間に合わなくて睡眠削ろうか迷う」
「最低何時間寝れば良いのか分からない」
といった悩みを抱えている方必見です!
この記事を読まないと、
睡眠についての正しい知識がないまま、勉強に多大な悪影響が及ぶ
といったことになりかねません。
そのようなことになりたくないのであれば、この記事を読んで、
正しい睡眠法で勉強のパフォーマンスを爆上げしていきましょう!
- 睡眠時間削るべきか
- 良い睡眠とは
- 最後に
といった流れでお話していきます!
【睡眠時間削るべきか】
結論からのべると、
NOです。
睡眠時間は削ってはいけません。
極稀に、ショートスリーパーといった3.4時間の睡眠で健康に生活できる人もいますが、この記事を読んでいるということは、あなたは当てはまらないと思います。
僕は受験生の時、勉強時間を確保しようと一ヶ月ほど5時間睡眠で生活していた時期がありました。しかし、以下で紹介する原因から、勉強時間は伸びたけど、それに見合った成績の向上は見られず、更には精神的な悪影響まで出て、生活の質すらも下がってしまいました。
ではここからは具体的に、その原因となった理由を挙げていきます。
- 認知能力の低下
- 記憶力の低下
- モチベーションの低下
- 集中力の低下
- ホルモンバランスの崩壊
睡眠不足によるデメリットは、まだありますが勉強に大きく影響するものとして上記のものが挙げられます。
それぞれについて説明すると、
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認知能力の低下
物事の善悪の判断がつきにくくなり、誘惑に負けやすくなる。
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記憶力の低下
文字通り、勉強した内容が記憶されにくくなる。
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モチベーションの低下
脳と体が回復しきっていない為、元気に活動しようとする気が起きなくなり、モチベーションが低下する。
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集中力の低下
脳が回復しきっておらず、体は眠いという反応を起こし集中できなくなる。
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ホルモンバランスの崩壊
情緒が不安定になる。特にネガティブになりやすくなる。
少なくともこれだけのデメリットがあります。
たかが数時間の勉強のために睡眠を犠牲にすると
次の日は一日まるまるを犠牲にすることになります。
それを知った上でも、勉強のために睡眠を削ろうと思えますか?
ここで、少し脱線するようですが
そもそも、睡眠時間を削った方がいいという考えは、昔から日本人に
長い時間、物事に打ち込むのが美徳
という認識があるからです。
勉強も長時間やればすごい人と言われ、
仕事でも残業すればえらいと言われる。
僕は記事で度々この事について言及しています。
僕はこの認識があることが日本に悪影響を及ぼすと思いますし、実際に数字で見ても良くないということは目に見えてわかります。
日本人は、睡眠時間が世界で推奨されてる時間より極端に短く、その上、労働時間はかなり長いです。
そして、時間に対する仕事量(生産性)は先進国のなかでも、すごく低い位置にあります。
つまり、日本人は多くの時間を費す割に、成果が伴っていないのです。
これは、受験勉強にも大きく関わってきます。
このような、間違った認識については以下の記事を読んでみて考え直してみてください。
↓長時間勉強が正義ではないという事について
【良い睡眠とは】
睡眠時間を削ることがダメな事だと分かってもらえたと思います。
では、どのような睡眠がいいのでしょうか。
答えは、
7時間以上の睡眠と寝るまでの準備
が大事になってきます。
7時間以上の睡眠に関しては、人それぞれですが、少なくとも7時間はあれば悪くはないということです。
次に、寝るまでの準備ですが、
寝るまでの準備は、睡眠そのものより大切です。
「寝る前の準備って何?布団入って寝るだけじゃないの?」
と思うかもしれませんが、実は
布団に入るまでがメチャクチャ重要なんです。
では、最高の睡眠ができるようになる準備についてお話していきます。
- 寝る90分前に40℃の湯船に15〜20分浸かる
- 寝る3時間前までに夕食を済ます
- 寝る1時間前までにはスマホさわらず、暖色のライトにする
- 日中に体を動かす
まだ細かい部分はありますが、最低限やるべきものとして挙げました。
詳しく説明していきます。
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寝る90分前に40℃の湯船に15〜20分浸かる
これは、体の体温調節機能が関わっています。このタイミングで湯船に浸かることで、リラックスした状態で眠りに入ることができます。
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寝る3時間前までに夕食を済ます
これは、消化が関わっています。食べ物を消化するのにもエネルギーが必要なのですが、上記のタイミングまでに夕食を食べないと、睡眠中に消化活動が行われてしまいます。
これの何がダメかというと、消化活動によって脳や体の回復が阻まれてしまいますし、寝てる臓器を無理やり起こして消化するので体調も、優れない状態で朝を迎えることになります。
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寝る1時間前までにはスマホさわらず、暖色のライトにする
スマホに関しては、ご存知ブルーライトの影響で脳が覚醒してしまうというデメリットがあります。
ライトに関してですが、できるなら、まっ暗の状態がベストです。暖色である理由は脳のリラックスのためです。白色のライトだと脳が昼間だと勘違いして、寝付きにくく、浅い眠りになってしまいます。
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日中に体を動かす
これは、体を疲れさせて心地よい状態で睡眠できるようになります。太陽の光を浴びながらの運動が最適です。
長くなりましたが、以上が寝るまでの準備です。
このようにして良い睡眠ができるようになるのです。
これらをきちんとやれば、
日中のパフォーマンスの違い、メンタル面の違いも出てくるようになります。
【最後に】
睡眠は勉強のためだけでなく、人生の質を向上させるためにもメチャクチャ重要です。
これまで説明したように睡眠時間だけで善し悪しが決まるものではありません。
睡眠の重要性を理解したあなたなら実践できるはずです。
最初のステップとして、
まずは寝るまでの準備の内一つを
「今日」実践してみて下さい。
継続していけば必ずいい効果が実感できると思います。
頑張って下さい!